大好きな釣り、主にショア(岸から)から、スズキ、ヒラメ、コチ、アオリイカ、青物などのルアー釣りをしているんですが、ここ最近リールを回しているとシャカシャカ、シャリシャリと音がする。
これが、とっても気になるんですよ。テンションをかけない空回りだけなら音はしないのだけれども、ルアーを巻いてくる、すなわちテンションが掛かっている時に音がするのはリールの「ラインローラー」部の砂や塩噛みかなということで、ちょっとメンテナンスです。
ラインローラーの音鳴きの原因
ラインローラーの音鳴きの原因の1つはリールの酷使。
確かにここ最近はアオリイカで餌木をシャクリ、浜に出ては青物狙いでジグをシャクリと かなり荒く使っていましたからね。何となく心当たりはあります。
この場合は綺麗にし、オイルを差さしただけでは根本的な解決にはならず、ベアリングの交換が必要になる場合もありますが、1000円程の金額で自分でもできる作業です。
酷使以外に比較的多い原因は、ベアリング内に砂・塩・異物が噛んでいる状態も考えられます。
そもそもラインが拾ってきた海水はガイドにあたり取られていきますが、それでも取られきれなかった海水を含んだラインがラインローラーにあたり、クルクル回りながら糸巻きするので、水分や汚れが付着するのも当然といえば当然。
本当は使用したら水洗いするなど塩分は綺麗に落としてやるのがベストなんでしょうが、面倒臭い・・ やっている人いるのかな。
必要な物を用意する
綺麗にすると決めれば必要なものを揃えましょう。
オイルやパーツクリーナーは当然ですが、細かい部品が出てきますのでピンセットは必需品です。それと細かいものが見えにくい人は老眼鏡ですよ。これ大事!
必要なもの
パーツクリーナー
オイル
マイナスドライバー
ピンセット
キッチンペーパー(毛羽が出ないので良い)
老眼鏡(個人的に)
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部品を無くさないように
マイナスドライバーで、ラインローラ部を分解していきます。
ネジを外しても、ビョーンと飛んで行く部品はないですが、それでも何かの拍子に行方不明になる部品が出ないように注意を払いながら外していきます。
ネジを外すとこんな部品が出てきます。今回のリールはシマノの「レアニウム」というリールですが、多少の違いはあっても似たようなものが入っていることでしょう。
左端がベアリングが入っているものですが、写真で見ても汚いですね。
外した部品を更に細かく外していくと、下のように別れます。
何だかこの時点で元に戻せるか一抹の不安が・・・
パーツクリーナを小さい容器に溜めて、1つ、1つ洗浄していきます。
下の写真はベアリングとカバーを洗っている状態ですが、茶色いプツプツ状の汚れがたくさん出てきました。3回程洗浄を繰り返し徹底的に汚れを取ります。
油分も綺麗サッパリ取れてしまうんで、ベアリング的には ? の部分もありますが、まあ、後でたっぷり注油すればいいでしょう。
多分・・ きっと・・ そういうもんかな?
ベアリングです。洗浄前とは違い、随分綺麗になりました。
洗浄して綺麗に置かなかったものだから、案の定 順番がわからなくなってしまった・・ やっぱり。
でも大丈夫! こんなことを見越して写真をたくさん取りながら作業進行していましたからね、画像をチェックしながら組み立てていきますよ。
パーツクリーナーでの洗浄には、最終的ペットボトルのキャップが良いと判明、重宝しました。
業者に言わせると、「やり方が違う」「それじゃダメ」と言われそうですが、まあ素人ですからこんなもんでしょう。要は快適ならいいんです。
その後の釣行で使用しましたが、見事に異音は消えました。滑らかでスムーズな動きになりいい感じになりましたよ。
他にもリールがありますんで、暇を見てメンテナンスしていきましょう。
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