毎週末、1週間の食料を買いだめする我が家では、クーラーボックスは欠かせないアイテムです。
もちろん釣りやキャンプでも利用することはありますが、買い物での肉や魚、その他の要冷蔵の食品を入れるための利用が殆どです。
クーラーボックスがないと買い物しても直ぐに家に帰るスタイルになってしまうんですけど、クーラーボックスさえあれば、スーパーが空いている午前中や、出かけた先の珍しいスーパー、レジャーの途中でも買い物できますからね、帰りが夜遅くなっても心配なし。あるととっても重宝するんです。
今まで使っていたクーラーボックスも頑張ってくれていましたが、最近は持ち手も壊れてしまい、外見もかなり汚れてきたので、夏本番になる前に新しいクーラーボックスに買い替えです。
クーラーボックスは大きく分けて3種類ある
今までと同じようなものでも使えるには使えますが、どうせならもう少し大きなもので保冷力もアップしたい!
ということで、釣り具メーカー、キャンプ用品メーカーのものを物色しましたが、正直たくさんありすぎて迷います~
でも探していて分かったことは断熱材に種類があること。クーラーボックスの保冷力というのは断熱材で決まるようです。
その断熱材には大きく分けて3種類あり、素材によって価格もピンきりです。
安い順に説明すると、
断熱材1:発泡スチロール
よく見かける発泡スチロール(発泡ポリスチレン)が断熱材として使われているタイプで、保冷力と重量は厚みに比例します。価格の安いのは大体このタイプ、買い換え前のもこれでした。
断熱材2:発泡ウレタン
発泡スチロールよりも保冷力が高く重くならないのが特徴で、厚くなるほど保冷力も値段もアップ。性能もいいのでこのタイプでも十分なぐらいです。
断熱材3:真空パネル
真空2重構造のパネルを採用しているので、外気温が内部に伝わらず熱伝導率ゼロ。6面すべてが真空パネルだと、保冷力も最強だけど価格も最強です。自宅にも真空二重構造のコップがありますが、確かにいつまで経っても氷は溶けておらず最強です。
値段は真空パネルを採用しているクーラーボックスがダントツで一番高く、釣具メーカーのシマノやダイワでは、30Lタイプが定価ベースで50,000円程、これは凄いですね、なかなか買えない。
でも釣り具メーカーのクーラーボックスは、船上での炎天下の中に置きっぱなしが想定されているので、断熱材の素材以外にも気密・密閉性にも優れた性能が要求されているようです。高くても値段に比例して性能はいいようなので魅力的ですね。
<スポンサードリンク>
購入したのはウレタンと真空パネルのハイブリットタイプ
クーラーボックスに求めるものは・・
必要な容量:30L
何時間入れるか:長くて1日
予算は:25,000円ぐらい
上記を考慮した結果、購入したのは、シマノのクーラーボックス(フィクセル・リミテッド300)というクーラーボックス。
このクーラーボックスは、発泡ウレタンと真空パネルのハイブリットタイプになり、底面と側面(大きい面)の3方が真空パネルが採用され、蓋面と側面(小さい面)の3面がウレタン発泡になっているというものです。
本当は6面全てが真空パネルのものが味力的だったんですが、クーラーボックスに入れておく期間は長くても1日なので、そこまでは必要なしとの判断。それに高いし。
価格も楽天で送料入れ 26,000円ほどだったので、まずまずかな~という感じです。
上記写真のラベルに「I-CE 75h」と表記されていますが、これはどれだけ氷をキープできるかという〈氷の保持時間〉を保冷力の基準にした単位らしく、クーラーボックスの容量に対して20%の氷(30Lなので6L分)を入れておくと、75時間は保冷力をキープできるというものらしいです。
でも20%の氷ってなかなかの量ですよね。だけど3日間持つってやっぱり凄い。
要領は30Lありますが、流石に2Lのペットボトルの縦置きは無理ですね。500mlのペットボトルなら縦置きは余裕で、カタログ記載では24本入るらしいです。
横置きでの2Lのペットボトル。キッチリ隙間なく使いたい私から見ると、微妙な隙間が発生して何だか気持ち悪い。
でも2Lのペットボトルを凍らせて入れておけば、容量(30L)の13%ぐらいですから、十分なくらいの保冷効果が期待できそうです。
釣り用だけあって水栓が付いています。ワンタッチ開栓なのでパカーンと開きます。
使用してみての感想
クラーボックスが到着して早速 買い物で利用しましたが、30Lの容量は2人で生活している私には十分満足できる容量です。
蓋も左右どちらからでも開き、閉める時には手を放すだけでパタンと閉まる自動ロック機構になっているので扱いやすく、蓋自体がパックリと取り外しも可能になっていていますので洗う時にはよさそう。
保冷には「ロゴス マイナス16度」を2枚入れて冷蔵してますが、24時間程度なら保冷剤は冷たいまま、蓋の開け閉めを極力しないなどは前提ですが、保冷力は十分満足できるものです。
でもアイスや冷凍食品は厳しいかな、冷凍庫ではないですからね。しかし氷で囲んでおけばいけそうな気はします。
そしていいことばかりではなくマイナス面もあり、それは重たいということ。クーラーボックス自体の重量が6kgとなかなかあるので、ここに保冷剤と買いだめした食材を入れると、女性では上げ下げは辛いことになるかと。
車の中から自宅玄関まではきっと大変だと思います。
でも重さだけ覚悟しておけば、買っても間違いないクーラーボックスといえます。
この記事へのコメントはありません。