4代目の新型ジムニーが発売されましたね、20年ぶりのフルモデルチェンジです。
ジムニー誕生は1970年で、今回を入れて4回目のフルモデルチェンジ、販売から48年目にして4代目がようやく誕生って・・ 本当にいろいろな意味で凄い車です。
自分もジムニー乗りのジムニストなので、もちろん次に買う車もジムニー予定ですが、次の乗り換えは軽のジムニーではなく、普通車のジムニー(シエラ)にしてもいいかなとも思っているのですが、ただ収納スペースが軽も普通車も同じというところが、ちょっと引っ掛かるところです。
排気量は違っても収納スペースの大きさが同じなのは残念!
ジムニーという車の走破性能は唯一無二の存在で、ジムニーが通れないような道は他のどの車も通れない・・ ちょっと言い過ぎかもしれませんが、悪路や雪道はもちろん砂浜もガッツリ走り抜けます。
初代ジムニーのチャッチコピーも「自然に挑戦する男の車」ですからね。ただ現在こんなキャッチなんて使おうもんなら男女差別で抗議の雨あられですけど(笑)
まあ、オン・オフともに問題ないジムニーですが、ただ長年、軽ジムニーに乗っていて不満に思うところが2つあるんですが、それは高速道路で80~100km/h程の走行での傾斜が登らないことと、荷物の収納スペースが狭いところです。
高速道路の坂道をかっ飛ばすには排気量1460ccの普通車にすることで即解決ですが、荷物の収納スペースの方に普通車購入で得られるメリットがないんですね。
下の2枚の画像はジムニーの軽と普通車の収納スペースのカタログ記載ですが、一見、同じに見えても下画像の車両はオーバーフェンダーですから普通車ジムニー、上画像が軽自動車です。
見て分かる通り、軽も普通車も収納スペースは両方とも同じサイズ。
現行のジムニーのJB23W(軽)もJB43W(普通車)の場合もボディーは同じものを使っているので、新型ジムニーも当然この結果になるのは分かっていたんですが、数センチでも普通車ジムニーの収納スペースが大きければ普通車のシエラを買うと決断が揺らがないんですけどね。
でも考え方を変えれば、新型の軽自動車ジムニーの走りがよく、高速道路の坂道もグングン走ってくれれば、別に普通車ジムニーを買わなくても収納サイズが同じ軽自動車のジムニーでも全く問題なしです。維持費も安いですから。
ただJB23Wと比べると新型は若干広め
軽も普通車も同じ収納サイズのジムニーですが、新型、旧型のジムニーを比べてみると、新型の方が若干広め収納スペースが確保されているようです。
室内幅は旧型が1220ミリに対し、新型は80ミリ幅広い1300ミリになり、旧型ジムニーには左右に変な出っ張りがありましたが,新型の方はスッキリです。
それにバックランプ、ブレーキランプの灯火系がバンパーに位置変えしてるので、開口部も広くなっているのが嬉しいポイントです。
新型ジムニー(JB64W)は車高も45ミリ高く、室内長も135ミリ長くなっています。
ラゲッジボックスにも多少の荷物が入りそうですね。
まとめ
今どきのクロスオーバーSUVのようなモノコック構造とは違い、オフ性能向上のためのラダーフレーム構造の上、4輪駆動のための大きなトランスファーや副変速機などもある中で、これだけの居住空間のスペースを確保しているのは逆に褒めるべき点なのかもしれません。
そもそもジムニーに収納性を大きく期待すること自体がおかしな話。収納スペースの容積が小さいならば、ルーフキャリアを載せてBOXやキャリアなども考えるのもいいかも。見た目もよりオフっぽくなりますからね、でもその場合は洗車機は諦めることになりますが・・