ブレーキスイッチ01

ハーレー

ハーレーFXDBのブレーキスイッチ

結論から先に言うと、ハンドル交換したらブレーキランプが点きっぱなしになってしまったので、ブレーキスイッチが原因とばかり思っていたら、点きっぱなしではなく、点灯していなかったという話です。

早とちり

車検が迫っているので、現状のハンドルからノーマルのハンドルに何事も無く戻したところ、前ブレーキを握っても、リアブレーキを踏んでもテールランプが点きっぱなしになっている。アレ?

この時点でテールランプが明るく感じてしまったので、もう自分の中ではブレーキランプが点きっぱなしになっていると思い込んでしまったところからスタートです。

解決するためにブレーキランプが点きっぱになるのかググってみると、ハンドル交換後に出る殆どの原因がブレーキスイッチの先端部分を破損させてしまったがために出てしまう症状のようです。

ブレーキスイッチとは

ブレーキスイッチはハンドル右側のスイッチBOXの中に入っていて、スイッチの先端部分だけチョコっと出ている状態になっているので、スイッチBOX回りを外す時に気にして作業していないと、カジッたり折ってしまったりしてしまう繊細なもののようですね。もちろんそんな配慮はしていません。

このブレーキスイッチはフロントブレーキレバーを握るとスイッチが離れ、握らない状態だとスイッチ先端部が押された状態になります。普通のスイッチは押されるとONになるものですが、ブレーキスイッチの場合はブレーキを握らない状態、すなわちボタンが押されている時がスイッチOFFの状態なんですね。握ってON、離してOFFです。

なので押されているものが押されていない状態、つまり先端部が破損してしまって押し込むことができなくなってしまうと常時通電していることになりブレーキランプが点きっぱなし現象が現れるというワケです。

ブレーキスイッチ04

破損している場合は、スイッチ部のゴムの皮膜が破けていたり、中のスイッチが押し込めなくなっていたりしていて、素人にでも潰れているかの判断は付きやすいようです。

スイッチに破損がない場合にはBOX内でテンションをかけているバネ板がずれていることも稀にあるようですが、何にしてもまずはバラしてみましょう。

上画像のスイッチは純正品ではなく代替え品ですが、2000円程で手に入るようなのでちょっと安心。純正品は高いみたいですからね。

形の違うブレーキスイッチが出てきた

ブレーキスイッチ03

フロントブレーキ側のスイッチBOXをバラしていったところ、思っていたブレーキスイッチの形状ではないスイッチが収まってる、板バネ類ももちろん入っていません。

ブレーキスイッチ02

ブレーキスイッチ部を取り出してみると、思っていたものと完全に違う形状のブレーキスイッチです。後にバイク屋に聞いたところ、正式名前は忘れましたがこれが現行のブレーキスイッチらしいです。

まあ形状の違いはいいとしてこれ自体が壊れていないか、スイッチを押しこんだり、配線などを調べてみますが、どうも壊れてはいない模様。テスターなどがあれば通電を見てみるのですがそんなものはナシ。

もちろんスイッチを押し込んで通電をOFFにしてもテールランプに変化はありません。

ブレーキランプが点いていなかったと発覚

もう何が原因か頭から煙が出るくらい頭を悩ませましたが、その日はまったく解決できず。でもやっぱり疑わしいのはこのブレーキスイッチしか考えられない。

翌週の週末になった早朝から配線類をチェックするために、改めてバイク後ろに回り手でフットブレーキを押しながら、テールランプを見てみるとブレーキランプが点きっぱなしではなく、ブレーキランプが点いていないとウソのような発覚。

急いで配線をフロント、リアと見ていくと思いっきりありました。リアフェンダーの内側に配線を這わせてあるので見つけにくかったですが接続端子がスッポ抜けている・・・なんてこったですよ。

こんな単純なことだったとは、そもそもブレーキランプが点きっぱなしと勘違いしていた自分が悪いんです。

発見後の作業はオスとメスを繋げるだけ、処置は10秒で終了しました。これからはこんなことが無いように誓った次第です。

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