林道ツーリングや登山でラーメンを作るために今まで使っていたのは、SOTOのバーナー「ST-301」に、どこぞのホームセンターで購入した家庭用の鍋、そして風上には自分が座る人間風防でクッキングするというスタイルでした。
このSOTOのバーナー「ST-301」は発熱量(3.7kw)が高く自宅で鍋料理もできるくらいなので調理にはもってこいなんですけど、如何せん とにかく重いんですよ。
本体重量は約690グラム、ここにラーメンを作るとなると、ガス缶、クッカー、水、食材も持っていきますからね、バイク持参ならともかく、人力の登山ともなると、690グラムはなかなかの負担増になります。
ですから同じSOTOでも、小さくて軽い定番のマイクロレギュレーターストーブ「SOD-300S」あたりにしたいとは考えていたんですが、
コンパクトにし多分、発熱量が落ちる、火力が今までの「ST-301」より落ちるということは、少しの風でも調理に影響がでるというもの。調理することが多い山頂付近は風が通りますからね、風対策をしっかり考える必要があると考えていました。
風防第一で探してはいたものの、なかなか「これぞ」というものがなく、延び延びになっていたんですが、ようやくいいのを発見! たまたま誰かのYouTubeレビューで紹介されていた風防がこれ!
OPTIMUS (オプティマス) ウインドシールド 風防 【並行輸入品】
オプティマスという海外メーカーの「クリップオン・ウインドシールド」という商品で、スウェーデンからの並行輸入品みたい。取り付けは、OD缶の口に挟み込むタイプになり、重量は(86g)と軽いものです。
風防が決まれば、おのずとストーブとクッカーのサイズも決まり、結局ストーブはSOTOの「SOD-300S」を、クッカーはイワタニプリムスのクッカーを同時にアマゾンで購入。
ソト(SOTO) マイクロレギュレーターストーブ SOD-300S
そして手元に届いた三種の神器です! OD缶はSOTOのものではなく、イワタニのPOWER GAS。でもこういうアイテムが手元に揃うというのは、もう何歳になっても嬉しいもの、いつまでも触ってられます~
実際に組み合わせてみると、まるで同一メーカーが作ったかの如く、何ともジャストサイズで思ってた以上にいい感じなんですね。
オプティマス「クリップオン・ウインドシールド」の直径が(約12cmちょっと)なのに対し、ストーブ「SOD-300S」の五徳広げた大きさが(約11cm)、そしてプリムスのクッカーが(約12cm)程ですからピッタリサイズです。
空焚きしてしまった悪い子です。
綺麗に収納できてスッキリコンパクト
そしてこの(オプティマスの ウインドシールド)(SOTOのストーブ SOD-300)(イワタニプリムス クッカー)の組み合わせが優れているところは調理時だけではなく、収納時に分かります。
クッカーの中に110グラムOD缶とストーブを入れて蓋をし、
クッカーをウインドシールドで挟み込めば、ハイ! 超コンパクトで超スッキリ。
最後にイワタニプリムス クッカーに付いていた収納袋に仕舞い込めば完璧です。山用品というのは「compact is best」ですからね、少スペースになることはこの上なく幸せなことです。
ただ今回購入したウインドシールドにも1つ不満なところもあり、実際に届いた商品をよく見ると、左右プレート部の組み付けに2mm程のズレがあったんですね。
最初はこういうものなのかとも思いましたが、実際にOD缶に取り付けてみると斜め状態になり、ストーブの五徳の1つが当たってしまう状態でした。
ウインドシールドの左右を繋いでいる部材は外せないので、何とか手の力で五徳に当たらないように修正し真っ直ぐになるようにはしたものの、ズレはそのまま。やっぱり舶来品は、日本製の精度とくらべてはいけないのかな。
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