ダイレクトリンクでエンジンの回転数を800pmにしている、ダイナ ストリートボブ(FXDB)ですが、なんだか最近アイドリングが少し不安定なような気がする・・・
症状としては数十秒の信号待ちの間にブルブルっとアイドリングが落ち込むときが、数回に一回ある程度。この程度のことは気にも留めないことかもしれませんが、一度「オヤ」っと思ってしまったら、もう気になって仕方がなくなるんですよね。
ネットで調べた結果、アイドリング回転数を安定、調整させるエアーバルブ、「アイドルエアーバルブ(IAC)」が汚れたり故障すると、回転数が上がったり、逆に下がってエンストしてしまうこともあるようです。
このIACが原因じゃないかもしれないけど、丁度、期間限定で使えるTポイントの期限も迫っていることもあり、Yahoo!ショッピングで純正品の同等品なら8000円程なので、アイドルエアコントロールバルブを新品購入して交換してしまいます。
IACの交換方法
交換方法は外して付け替えるだけの簡単な作業。
ただ狭い所にトルクス螺子があるので外しにくいのが難点なんですね。
まずはタンクを浮かしての作業になるので、長さの余裕がないガソリンホースを外していきます。
インジェクション車のハーレーはガソリンタンクの脱着が非常に簡単!
ガソリンコックもありませんからね、ガソリンホースはタンク側のロックを上にずらしたらワンタッチで外すことができます。
ガソリンタンクは前方と後方の2箇所で固定されているので、前方は緩めるだけにして後方はネジを外してボルトを抜き取ります。
ガソリンタンクの後方を浮かし、写真は手直にあった板ですが、何でもいいので挟んで作業スペースを確保。
IACはエアクリーナーの上部、スロットルボディーにはまっています。
IACを取るには2個のトルクス螺子を外すだけなんですが、奥側のネジに手持ちの工具が使えない・・・
奥の螺子はとっても外しにくい。作業スペースがハンパなく狭いんですよ。
そこで活躍したのが六角レンチにトルクスビットを嵌め込んだ即興のコンパクト工具。
上の写真は六角レンチの 短い 辺を1センチ程カットして、ソケットをはめてある状態です。
カットしないと、IACの上の部品に干渉して回すことが出来ません。
写真でも分かってもらえると思いますが、上部のパーツにギリ干渉しない高さです。
少しずつコキコキ外していきます。
電子部品なのでコネクタも抜き取ります。
そして取り外したIACです。汚れてますねー
白いウエスで拭き取ると汚れ具合が分かりますね。ブローバイガスでなかなかの汚れよう。
そして今回購入した アイドルエアコントロールバルブは、純正品ではなく「ドラックスペシャルティーズ」というメーカーのものです。
アメリカ最大級のハーレー用カスタムパーツを取り扱ってるメーカーみたいで、信頼はできそうです。値段の安いメキシコのメーカーも探したら出てきたけど、品質的に何だか心配なので、そちらは却下。
交換後は
このIAC交換はビンゴでした。
交換後のエンジン始動はすこぶる快調、エアクリーナーあたりから聞こえる音も少し変化したような気がするのは正に気のせい?
どこがどうとは説明しにくいですが、快調な音に変化したのは間違いありません。
そして気になっていた、アイドリングが一瞬下がるような症状も改善されました。問題解決、スッキリです。
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最近、中古のFXDBを購入しました。大変参考になります。