吸気系のダイヤフラム撤去に続いて、こちらも定番のAIキャンセルです。
AISはエアーインダクションシステムの略で、未燃焼ガスをなくすために排気ポートに新しい空気を送り込み、最初の燃焼で燃え残った排ガスを再燃焼させるシステムのことで、厳しい排ガス規制をクリアするためには必要な部品らしい・・ そうらしいんです ググって下さい。
でもメーカー販売には必要な部品なのかもしれませんが、最終ユーザーの手元にある今ではただ単に余分な部品、外しても問題ないのなら取ってしまうしかないでしょうということで、取り外し作業です。
上図はエアーインダクションシステムのもの。単体で部品発注もでき、ちなみに合計で19,440円になります。
そしてAISキャンセルをするためのキット、こちらはヤフオクで1,400円程で売ってます。需要を察知し、作って売る行動力のある人は尊敬してしまいますね。
・アルミ蓋
・ガズケット
・ゴムキャップ
アルミ蓋はシリンダーの排気ポート部分を塞ぐためにガスケットと合わせて使い、ゴムキャップの方はエアークリーナー側の抜いたホースの蓋として使います。
繋がっている2カ所を外す
作業工程は至って簡単。
まず、AISのシリンダーに付いてる排気ポート部を外します。ただここの奥側にある六角ネジが通常レンチでは外れず、角度がつけれるラチェットを使って外しました。
次はマフラーがある車体右側のエアークリーナーにアクセスしているホースを外し、AISを引っ張り出します。
そして取り外した、エアーインダクションシステム。
社外のサイレンサーに変更した際には消音能力が低いことからアフターファイアの音が顕著になりますが、AISを外すことによりAISによるアフターファイアは無くなると、キャンセルキットの説明文には書いてありました。これヤフオクで売れないかな。
開いた穴に蓋をする
次は空いた穴を塞ぐ作業です。
まずはシリンダ部にアルミ蓋をガスケットを挟みこみ取り付けします。
次はエアークリーナー側のノズル穴にキット付属のゴムキャップで栓をしますが、そのままだと振動でとれてしまいそうなので、タイラップバンドで外れないようにしておきました。
初めから付いていた止め金具は経の違いで再利用できず。
作業はとっても簡単なものですが、排気ポートのボルトを外すには小さい角度の付いたレンチが欲しいので、その点だけは面倒ですよ。
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