スポーツスターを除き、ハーレーのオイル交換というと【エンジンオイル】【プライマリーオイル】【ミッションオイル】の3種類があり、それぞれのタイミングでオイルを交換していくことが必要です。
オイルの交換時期の目安は諸説ありますが、一番単純明快なのはエンジンオイルは3000キロ毎で交換し、OILエレメント、ミッションオイル、プライマリーオイルはエンジンオイル2回に1回のタイミングで交換していくのがいいようで、自分もそのつもり。遅いよりも早めのタイミングでやっていけば間違いないですね。
今回はすべてのオイルを交換するつもりなので、オイル交換フルセットレブテックゴールド を購入し、エンジンオイルからまずは交換です。
オイルの選択
今回購入したオイルはレブテックというオイルですが、このオイルはハーレーのエンジン用に作られていて、品質、性能共にハーレーダビットソンに最適なオイルとの説明があるくらいですから、使用している人もたくさんいて、実際にググってみても大半のハーレーユーザーがオイル交換で使用しています。
実際どのオイルがいいのかよく分かっていない自分にとっては迷うことなく、このレブテックをチョイス。しかしレブテックと言っても鉱物油と化学合成油があり、性能は化学合成油の方が良いですし、値段も若干高い。古いハーレーに分子の細かい化学合成油を入れるとオイル滲みの原因になるとか。
でもオイル交換するのは2013年のバイク。気密性もありそうですし、少々値段が高くても性能の良さそうなゴールドパッケージの化学合成油のエンジンオイルを選択です。
オイル交換する車体
・ストリートボブ(FXDB)2013年式
使ったエンジンオイル
・レブテック ゴールド(化学合成油)
エンジンオイルを抜く
まずは現状のエンジンオイルを抜きましょう。
オイル交換前にはオイルが抜けやすくするように、近所を一回りか数分間アイドリング状態にして、さらさら状態になるように温めます。
ドレンボルトは、車体左側から覗き込むと頭をこちらにして見える横側に付いているボルト。縦方向にねじ込むタイプではなく横方向に付いています。
ちなみに下の写真で手前に写っているのがプライマリーオイルを抜くドレンボルトです。こちらは上向きですね。
オイルの抜け口の下に廃油処理パックを置いてドレンボルトを外します。最初はいきよいよくドバッと出てくるので注意が必要。
出てきたらエンジンオイルを入れる方のキャップも外してオイルの抜けをよくします。でも汚れたオイルを見ると替えてよかったと思いますね。
そして最終的には水平状態から、サイドスタンド状態にして出せるだけ出します。
ドレンボルトを締める
オイルを抜いている間に、ボルトをパーツクリーナーで綺麗にし、ゴムパッキン交換後に水道用のシールテープを巻きつけますよ。
シールテープは閉め込む方向と逆巻にして、ネジ以上に出た余分な部分はカットです。
エンジンオイルのドレンボルト締め付けトルクは19.0Nm~28.5Nmらしいのですが、トルクレンチがないので締めすぎないように手トルクで締めときます。
オイルエレメントの交換
ドレンボルトを閉めたら次はエレメントの交換です。必ずエレメント交換の前にドレンボルトを締めるのが先ですよ。
エレメント内に残っているオイルを受けるように、定番の牛乳パックの受け皿をセットして外していきます。
写真にはありませんが、オチョコ1杯分ぐらいはオイルが出てきました。牛乳パックで受けきれなかったオイルがチョビっと漏れたので、パーツクリーナーで清掃。
エレメントの中にエンジンオイルを少量入れる
新しいエレメントをはめ込む前に、エレメントの中にエンジンオイルを100cc程注入。
本当はもっと入れたほうがいいのかもしれませんが、量が多すぎると嵌めこむ時にまたこぼしそうなので少量にしておきます。
同時にエレメント上部のゴムパッキン部分にオイルも塗って機密をよくします。
エンジンオイルを入れる
全て完了したら次はエンジンオイルを投入。
サイドスタンドの状態で車体右側にあるエンジンオイル入口から、まず946mlのレブテックを2本入れます。
その後、計量カップにて300ml程追加投入。
合計2200ml程を投入した状態で、ディップスティックを奥までねじ込んで計測すると、FULLに近い状態になっていました。
その後、近所を一周りして再計測すると、ディップスティックの規定ライン内にしっかり収まっているのでオッケーのようです。
今回入ったオイルの量はエレメントに入れた分も含めて、2300mlでした。
オイル交換フルセットレブテックゴールド(ハーレー向け) レブテック(RevTech) |
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